大阪府 手続・催し総合案内(ピピっとネット)
文化財保護課 大阪府立弥生文化博物館で令和5年度弥生プラザ展示「川底に眠っていたムラ―弥生時代の亀井遺跡―」を開催します
案内番号:0002-7806
ご案内
大阪府教育庁文化財保護課が実施した発掘調査成果の公開と、大阪府立博物館の活性化を目的として、標記展示を大阪府立弥生文化博物館にて弥生プラザ展示を開催します。
亀井遺跡は八尾市南亀井町を中心に広がる弥生時代〜近世にかけての複合遺跡です。弥生時代中期には居住域に限ると東西約500メートル、南北約300メートルの規模を有する大規模集落であったことが知られています。
本遺跡は昭和43(1968)年に実施された平野川改修工事に伴う調査によって発見され、昭和53(1978)年に実施された長吉ポンプ場築造関連工事に伴う発掘調査や、昭和54から58年(1979から1983)年にかけて実施された近畿自動車道建設に伴う大規模発掘調査によって、全国を代表する弥生時代の拠点的な集落として認識されました。
今回の展示では、昭和62(1987)年度に本府教育委員会が行った平野川改修工事に伴う発掘調査で検出した弥生時代中期の溝や後期の土坑や井戸から出土した、土器、石器、そして動物骨などを展示します。
亀井遺跡の一端ではありますが、その暮らしぶりを感じていただければ幸いです。
【主催】 大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館
【展示会場】 大阪府立弥生文化博物館2階 常設展示室前
【展示期間】 令和5年12月14日(木)から令和6年6月19日(水)
【主な展示品】 弥生土器壺8点、鉢1点、高坏2点、朱塗り土器11点、動物骨17点、石器6点
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教育庁 文化財保護課 調査管理グループ
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