大阪府の気候変動への「適応」の取組み

更新日:2024年5月2日

気候変動への「適応」とは?

緩和と適応の図
産業革命以降、人間の活動によって排出される温室効果ガスにより、地球が温暖化し、様々な影響が出ています。
気候変動による影響にどう対応すればいいでしょうか。
まずは温暖化ができるだけ進まないよう、温室効果ガスの排出を減らす取組みが大切です。この考え方を「緩和」といいます。 
まず「緩和」を進めた上で、それでも現在、または将来の発生が予想される気候変動の影響に備え、その被害を回避し、又は和らげ、
もしくは有益な機会として活かしていくことが必要になります。この考え方が「適応」です。

大阪府の気候変動「適応」の取組み

大阪府では、「大阪府地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」に基づき、大阪府域に現れている、もしくは将来現れると予測される気候変動の影響と、
それに対する「適応」について、7分野(※)に整理し、取組みを推進しています。
本計画は気候変動適応法第12条の規定に基づく「大阪府気候変動適応計画」としても位置付けています。 
※農業・林業・水産業、水環境、自然生態系、自然災害・沿岸域、健康、産業・経済活動、府民生活・都市生活

また、大阪府では、気候変動適応法第13条の規定に基づく「地域気候変動適応センター」として、「おおさか気候変動適応センター」を
(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所内に設置(令和2年4月6日)し、適応策の強化を図っています。

おおさか気候変動適応センター(外部サイト)

おおさか気候変動適応センター公式YouTubeチャンネル(外部サイト)

おおさか気候変動「適応」ハンドブック

大阪府では、「適応」という考え方を普及し、府民の実践につなげていくため、「おおさか気候変動『適応』ハンドブック」を作成し、令和6年1月に改訂版を発行しました。
大阪府域に現れている、もしくは将来現れると予測される気候変動の影響と、それに対する「適応」の事例についてまとめています。
冊子を希望の府民へは配布を行うとともに、データは下記からダウンロードいただけます。
気候変動の影響に備えるとともに、今後の地球温暖化対策を進めるため、ぜひご覧ください。また、学校教育や企業、地域での勉強会などの際にも、ぜひご活用ください。

◇ハンドブック全文[PDFファイル/14.57MB]

ハンドブック表紙ハンドブック目次
(A5 ヨコ 34ページ)


また、これまでに大阪府内で行われた取組事例「おおさか気候変動『適応』啓発取組事例集」を令和3年3月に発行しました。
記載内容の一部は旧ハンドブック(令和3年3月発行)に関連する内容がありますので、上記の令和6年1月発行ハンドブックと関連していない箇所もありますのでご了承ください。

◇取組事例集全文[PDFファイル/11.29MB]

事例集
(A4 タテ 31ページ )

◇旧「適応」ハンドブック全文[PDFファイル/32.44MB]

<申込み方法>

送付可能冊子 令和6年1月発行のおおさか気候変動「適応」ハンドブック改訂版、令和3年3月発行のおおさか気候変動「適応」取組事例集
価格
        無料
送料       送料、着払い手数料は申込者様のご負担となりますのでご了承下さい。
お申込方法   申込書により、申込先へメール又はファクシミリにてお申込ください。
申請書       [Wordファイル/19KB][PDFファイル/86KB]
申込先      大阪府 環境農林水産部 エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ
           電話番号:06-6210-9553(直通)  ファクシミリ番号:06-6210-9259
           メールアドレス:eneseisaku-03@gbox.pref.osaka.lg.jp

大阪府ホームページにてハンドブックの活用事例を掲載するため、ご使用になるイベント等の様子の写真を後日いただけると幸いです。

イベント情報

適応関連イベントを随時お知らせします。

【New】2024年5月15日水曜日に「高齢者に関わる支援者向けの暑さ対策セミナー」を開催します!(セミナー情報(外部サイトを別ウインドウで開きます)
【New】2024年5月30日木曜日に「教育現場等で子どもに関わる方のための暑さ対策セミナー」を開催します!(
セミナー情報(外部サイトを別ウインドウで開きます))               

関連リンク

 

気候変動適応情報プラットフォーム(外部サイト)デコ活 くらしの中のエコろがけ(外部サイト)

地球温暖化や適応の基礎知識、国や地方公共団体、事業者などの適応の取組み等、様々な情報を掲載。

2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするための新しい国民運動。
大阪府環境農林水産総合研究所(外部サイト)大阪府地球温暖化防止活動推進センター(外部サイト)
環境情報センター・食とみどりの総合技術センター・水産試験場を統合したとして、2007年4月に設立。地域に根差した試験研究機関として、環境の保全・農林水産業の振興・食品産業の支援・農業者の育成といった幅広い分野で、さまざまな取組を行う。地球温暖化防止を推進するための拠点として2003年に大阪府が指定。出前講座や広報誌の発行など、地球温暖化防止に関する啓発・活動支援を実施。
IPCC第6次評価報告書について
(全国地球温暖化防止活動推進センターのページ)(外部サイト)
大阪府地球温暖化防止活動推進員
人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関して、世界中の科学者が発表する論文や観測・予測データを基に、IPCCにより取りまとめられた第6次評価報告書の概要版。大阪府知事から委嘱を受け、地球温暖化の現状及び地球温暖化対策の重要性について住民の理解を深める活動を実施。

このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ

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